今回紹介するのは、きらさん の【まっすぐにいこう。】(26巻・完結)です。
【まっすぐにいこう。】は、郁(いく)ちゃん の愛犬・マメタロウ の視点で描かれた、胸キュン青春ラブストーリー。
1巻の巻末に収録されている【ことのおこりはこうだった】は、きらさん のデビュー作です。
デビュー作が26巻まで続く大作になって、アニメ化されて漫画賞を受賞するなんて、凄くないですか?
- 犬好きな人
- 初々しい初恋漫画が好きな人
- 漫画的表現に神経質にならない人
にオススメの漫画です。
【まっすくにいこう。】の連載が始まったのは、1993年です。
当時と今とでは、犬を飼う環境が違っています。
そして、犬が脱走したり、よその犬を連れ回したりなどの漫画的表現が含まれています。
なので、その辺の表現に神経質にならないよう、お願いいたします。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
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【まっすぐにいこう。】のあらすじ
マメタロ は、飼い主の 郁ちゃん が大好きな、雑種のオス犬。
郁ちゃん が大好きなあまり、郁ちゃん の彼氏・秋吉(あきよし)をライバル視している。
郁ちゃん や 秋吉、友達カップルの 直(なお)と たけやん との高校生活や恋バナ。
マメタロウの恋人・はなこちゃん、ヨークシャテリアの セバスチャン、シベリアンハスキーの 源さん など、犬の世界の話も盛り込んだ青春ラブストーリー。
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【まっすぐにいこう。】の感想
- マメタロウ がカワイイ
- 甘酸っぱい初恋を思い出してキュンキュンする
- 犬を飼うことの責任感が学べる
- 現実のような非現実の世界観がイイ
- 犬同士の会話が考えさせられる
マメタロウ がカワイイ
郁ちゃん の愛犬で、物語のモノローグ担当でもある マメタロウ。
3歳7か月(1巻・1話)の雑種。
雑種であることにコンプレックスを抱いていて、恋人の はなこちゃん が紀州犬だと知ったとき(1巻・2話)川原で出会った セバスチャン がヨークシャテリアだと知ったとき(2巻)に落ち込んじゃうのです。
シベリアンハスキーの 源さん に出会ったときは、自分の容姿と比べてカッコイイと思ったり(4巻)
だけど、マメタロウ が思っているほど周りはそんなことは気にしていなくて、むしろ垂れた耳がカワイイのです。
郁ちゃん が大好きなあまり、秋吉 にライバル心をむき出しにするところがカワイイ。
秋吉 に話しかけられたり触られてもシカト。
なのに、郁ちゃん と 秋吉 が付き合うきっかけを作ったのは、マメタロウ 本人。
毎朝、散歩の途中で出会う2人が意識し合ってることに気づいてたから。
でもちゃんと、秋吉 の良さも認めていて、体調を崩して死にそうになったときには「郁ちゃん を頼む」って言ってなかったことを後悔したりしてるのです(1巻)
甘酸っぱい初恋を思い出してキュンキュンする
朝の散歩のときには話ができるのに、学校では話ができない 郁ちゃん と 秋吉。
周りの目を気にしちゃって悩んじゃう感じが、甘酸っぱくてキュンキュンしちゃいます。
秋吉 に近づく1年生の女子や、3年になって同じクラスになった こばちゃん と マコちゃん、郁ちゃん の中学の先輩・京介 など、ライバルが現れるとヤキモキしたり胸が苦しくなったり。
お付き合いの先輩・直 は、たけやん の本心がわからなくて悩んだり(6巻)
だけど、恋に悩むのは人間だけじゃありません。
マメタロウ と はなこちゃん はモチロン、スタンダードプードルの 六花(ろっか)ちゃん と 源さん の恋模様など、犬は犬なりに恋の悩みを抱えてたりします。
大人になると些細な事だったりするのだけど、子供のころは大事件だったり。
そんな甘酸っぱい初恋を、アナタも高校生に戻って体験してみませんか?
犬を飼うことの責任感が学べる
4巻で初登場の こばちゃん と飼い犬の 源さん。
クラスで「成犬のシベリアンハスキーを飼える人はいないか」と問いかける こばちゃん。
このシベリアンハスキーは 源さん のこと。
無駄吠えや遠吠えが原因で苦情が来てしまい、家では飼いきれなくなって新しい飼い主を探してたのです。
「運動不足とかで無駄吠えが多くなるって聞いたことある」と言う 郁ちゃん に「若月さん家の犬とは違うんだけど」と喰ってかかります。
結局、源さん は北海道にいる こばちゃん の知り合いの家に貰われていきます。
その時の こばちゃん のセリフ
ちょっと前に すごくハスキー犬 流行ってたの しってる?
その時 先のことなんて 何も考えずに 買っちゃったの
飼い方も どれだけ大きく なるのかも 何も知らないで ただその時欲しかったから だから買ったの
(4巻・こばちゃん)
この、こばちゃん と 源さん の話は、柱の きらさん のコメントと合わせて読むと、犬を飼うことの重大さが伝わってきて、これから犬を飼おうと考えてる人には、ぜひ読んで欲しいお話です。
1987年 佐々木倫子さん の【動物のお医者さん】が連載を開始し、この漫画に登場するハスキー犬・チョビ が、ハスキーブームのきっかけと言われています。
バブル期だったこともあり、1980年代後半から1990年代前半にかけてシベリアンハスキーを飼う家庭が増加します。
ただ、シベリアンハスキーは体が大きく、かなりの食事量や運動量が必要な犬種です。
ブームが去り始めると、世話をしきれなくなった人々による飼育放棄が目立ち始めて問題となりました。
また、みやうち沙矢さん の【DOG SIGNAL】も、これから犬を飼おうとしている人に読んで欲しい漫画です。
現実のような非現実の世界観がイイ
「現実のような非現実の世界観」って何だ? ってお思いでしょう。
例えば、
- 犬が勝手に町中を走り回ったり
- 犬が修学旅行について行っちゃったり
- シベリアンハスキーが川原を走り回ったり
- どこの犬かわからない紀州犬を旅行に連れてっちゃったり
今では、外で犬を飼ってる家庭も見なくなりましたよね。
【まっすくにいこう。】に現実の常識を求めるのはナンセンス。
実際にありそうだけど現実にはありえない日常が、この漫画の面白さを引き立たせてるのです。
犬同士の会話が考えさせられる。
数々の名言を残す はなこちゃん。
なはこちゃん の言葉にハッとさせられること数々。
例えば、マメタロウ から、太ったことを気にしてる 郁ちゃん の話を聞いた はなこちゃん。
女の子に「何キロ?」なんてきいちゃ ダメなのよっ
「ふとったね」なんて もっとダメなのよっ
はなこだってねー 本当は生クリームの シュークリームが一番 好きなのだけど
がまんして カスタードクリームの シュークリームを 食べてるのよー
(6巻・はなこちゃん)
ダイエットに悩む人なら、はなこちゃん の気持ちがわかるはず!!
他にも
はなこは メロンパン見ると すっごく嬉しいのね?
メロンパン見ると みんなはちょっと 嬉しくなるかも しれないけど
はなこは すっごく嬉しく なっちゃうのね?
(7巻・はなこちゃん)
こうして書くと、はなこちゃん は食べ物のことばかり考えてそうだけど違うのよっっ!
はなこちゃん は、登場人物の中で誰よりも大人で賢い子だと思うのよ。
私の抜粋の仕方に問題があるだけなのよっ!
とにかく、犬同士の会話が 郁ちゃん や 秋吉 が抱えている問題のヒントになってて、凄く考えさせられるのです。
似たような話で思い浮かぶのが、山田 南平 さんの【恋するMOON DOG】ですね。
【恋するMOON DOG】は、トリマーであるヒロインが、犬に変身するイケメンと出会い、トラウマを克服しながら恋愛に発展していく物語です。
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【まっすぐにいこう。】が好きな人におすすめの漫画
【まっすぐにいこう。】が好きなら、次の作品もぜひ読んでみてください。
恋するMOON DOG:山田南平
【恋するMOON DOG】は、トリマーであるヒロインが、犬に変身するイケメンと出会い、トラウマを克服しながら恋愛に発展していく物語です。
コチラの漫画も、犬同士が会話していて犬好きな人におすすめの漫画です。
DOG SIGNAL:みやうち沙矢
ドッグトレーナーと彼の助手の目線で描かれた漫画で、犬を飼うことの責任感が学べます。
これから犬を飼おうとしてる人、犬を飼っている人にはぜひ読んで欲しい漫画です。
今日のさんぽんた:田岡りき
散歩付き添い要員の りえ子 と飼い犬・ポン太 が、ただ散歩するだけの話。
それなのに面白くて中毒性がある漫画です。
1話完結なので、スキマ時間に気軽に読めるのが特徴。
りえ子 のおバカでカワイイボケに対して、ポン太 の冷静なツッコミがシュールな漫才みたいで面白いです。
ぎんぎつね:落合さより
デビュー作が長期連載になった漫画で、神社育ちの女子高生と神使の日常を描いた、ほのぼのファンタジー。
主人公・まこと と神使・銀太郎 の、親子のような、兄弟のような、親友のような、悪友のような関係が、とっても羨ましいです。
【まっすぐにいこう。】と似たジャンルの漫画
【まっすぐに行こう。】まとめ
【まっすぐに行こう。】は、郁ちゃん の愛犬・マメタロウ の視点で描かれた、胸キュン青春ラブストーリー。
高校生が直面する恋や友人、家族の悩みや不安、それを乗り越えて成長する姿が、涙や笑いを添えて優しく描かれています。
- 犬好きな人
- 初々しい初恋漫画が好きな人
- 漫画的表現に神経質にならない人
にオススメの漫画です。
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