自分が知らないけれど面白い漫画が読みたいと思っている人も多いでしょう。
そんなときに、実写化された漫画を読んでみるのはどうでしょう。
実写化されるには、ちゃんと理由があるのです。
それは、「人気があって面白い」ということ!
そこで今回は、大人も楽しめる実写化された漫画を紹介します。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
実写化されたオススメの名作漫画
実写化されたオススメの名作漫画を紹介します。
忠実な再現度に感心するもよし、原作との違いを楽しむのもよし。
アナタなりの楽しみ方を見つけてみませんか?
あせとせっけん:山田 金鉄
山田 金鉄 さんの【あせとせっけん】は、汗っかき女子と嗅覚男子のちょっとエッチなフェチラブコメです。
11巻完結
普通の恋愛マンガではあまり聞かない「匂いフェチ」というマニアックな性癖ですが、話の内容はかなりの純愛。
主人公2人がピュアピュアすぎて、エッチな部分と変態チックな部分が逆に物語のエッセンスになって、読んでるときゅんきゅん♪しちゃいます。
恋愛初心者の二人が織りなす物語は、ドロドロ展開もない、ほのぼの系マンガです。
2022年2月に、佐藤 寛太さん(劇団EXILE)・大野 優乃さん 主演でドラマ化。
悪女(わる):深見 じゅん
深見 じゅん さんの【悪女(わる)】は、落ちこぼれOLのサクセスラブコメディ。
37巻完結


主人公・田中 麻理鈴(たなか まりりん)の先輩・峰岸(みねぎし)の
「むこうが一目ぼれするような、そんな女になりなさい」
って言葉をきっかけに、あれよあれよという間に出世していくマリリンの姿は気分爽快。
1992年に 石田ひかりさん 主演でドラマ化、2022年4月にも 今田 美桜さん 主演でドラマ化されています。
1992年版で マリリン を演じた 石田 ひかりさん が、2022年版で 夏目(なつめ)を演じていることでも話題に。
30年以上も前の作品ですが、今でも通用するようなノウハウが描かれているのは、社会が変わっていないからなのか・・・
仕事に人間関係に悩んでるアナタにオススメの漫画です。
【推しが武道館いってくれたら死ぬ】:平尾 アウリ
平尾 アウリ さんの【推しが武道館いってくれたら死ぬ】は、地下アイドルとそのオタクの交流を描いた物語。
既刊10巻
簡単に言ってしまうと、アイドルとオタクの話なのですが、そんな簡単じゃないです!
読んでるうちに、気づいたら顔が自然とニヨニヨしてしまう、そんなマンガです。
絵がキレイで美しいのに、思わず吹き出してしまう、さり気ないギャグ。
思わず「わかる!わかる!」とうなずいてしまう「ドルオタあるある」
名言も多くて、オタクとして気が引き締まる思いで読んでしまいます。
2022年10月にテレビドラマ化され、2023年5月には劇場版が公開。
主人公・えりぴよ を元乃木坂46の 松村 沙友理さん が務めることに。
元アイドルがアイドルオタクを演じるということでも注目を集めました。
「推し」がいるアナタにはモチロン、「推し」がいないアナタでも、オモシロ楽しく読めると思いますよ。
【推しが武道館いってくれたら死ぬ】あらすじと感想
この男は人生最大の過ちです:久瀬 しき
九瀬 しき さんの【この男は人生最大の過ちです】は、ドMなイケメン社長とドSなOLの痛快ラブコメディ。
既刊9巻
天城(あまぎ)の愛情表現が多少(?)歪んでますが、ぶっ飛んだギャグとして描かれているので、ツッコミどころ満載。
主人公・唯(ゆい)のドSが発動すると、嬉しさでゾクゾクしてる天城の姿は、気持ち悪さと面白さのバランスが絶妙なのです。
天城 のストーカ気質な部分をこんなに面白おかしく描ける九瀬先生の力量が凄いです。
2019年、映画館限定の劇場予告として 石川 恋さん・井浦 新さん 主演で放映。
また、2020年1月には、松井 愛莉さん・速水 もこみちさん 主演でテレビドラマ化。
きみはペット:小川 彌生
小川 彌生 さんの【きみはペット】は、才色兼備のキャリアウーマンが、憧れてた初恋の男と美少年ペットの間で揺れ動くラブストーリー
14巻完結


このマンガの「ペット」は年下美少年。
『主従関係のマンガなの!?』って思うかもしれないけど違います。
癒し系マンガです。
掃除もできない、料理もできない、買い物もできない役立たず。
その代わり劣等感を持たない。
なぜなら「ペット」だから。
主従関係のマンガは世の中にたくさんあふれてるけど、このマンガは身体の関係はおろか、主従の圧は一切皆無。
スミレ は モモ のことを完全に犬として扱っていて、気楽に読めるのがこのマンガの魅力。
仕事や人間関係に疲れて帰宅する スミレ にとって、ペットである モモ は最高の癒し。
モモ 自体も スミレ のペットであることに幸せを感じてるのが、読んでてほのぼのするんだよね。
2003年に、小雪さん・松本 潤さん 主演でドラマ化
2017年に、入山 法子さん・志尊 淳さん 主演でドラマ化。
【きみはペット】のあらすじと感想:ペットは年下美少年
うちの弟どもがすみません:オザキ アキラ
オザキ アキラ さんの【うちの弟どもがすみません】は、最近はやりの「親の再婚」「義姉弟」モノです。
既刊・12巻
最初は恋愛よりも家族愛・兄弟愛の方が強く描かれているところがこの作品の魅力。
登場人物全員が善人で、まったくドロドロしてないので爽やかな気持ちで読めます。
糸(いと)と 源(げん)の距離が少しずつ縮まっていく姿が、2人の私生活を覗き見しているようでキュンドキしちゃいます。
自分も姉弟に加わったような、はたまたクラスメイトの一員になったような、そんな気持ちで読んでしまうマンガです。
爽やかな家族愛モノが好きで、笑える作品を探してる人にオススメです。
【うちの弟どもがすみません】あらすじと感想:家族愛が尊い
やわ男とカタ子:長田 亜弓
長田 亜弓さんの【やわ男とカタ子】は、自分に自信がない「こじらせ喪女」が、合コンで出会ったおせっかいオネエの力を借り、喪女脱却を目指すラブコメディ。
既刊9巻
もうね、このマンガの冒頭から自分の心をえぐられるんですよ。
喪女あるあるが半端ないです。
小柳(こやなぎ)さん の「喪女の原因はなんだと思ってんの?」という質問に対し 藤子(ふじこ)は「見ため・・・ですよね」と答え、「性格ブスだから」と一蹴されます。
- 卑屈さ!
- 周りを凍り付かせる自虐っぷり!
- 励ましても「どーせ自分なんか」って言い張る意固地さ!
あぁ!耳が痛いです、小柳さん・・・
小柳さん に心をえぐられながらも、このマンガを読めば自分も喪女脱却できるかもしれないと、希望を胸に読み進めるのです。
藤子 の卑屈さに「わかる、わかる」と共感したりイライラしたり、ときには 小柳さん の激励に励まされたり「キッツいなぁ!」って思わされたり。
高台家の人々:森本 梢子
森本 梢子 さんの【高台家の人々】は、妄想が趣味の地味系OLとイケメンエリートサラリーマンのラブコメ。
6巻完結
地味OLとイケメンのラブコメなんてありきたりだな、なんて思うなかれ。
既存の作品と違うのは、イケメン光正(みつまさ)が人の心を読めるテレパス能力を持っていること。
そんな 光正 と主人公・木絵(きえ)がお付き合いするきっかけになったのが、木絵 のバカバカしい妄想と人柄に惹かれたから。
とにかく、木絵 の妄想と、その妄想に対する 高台三兄妹弟(特に光正)の反応がオモシロイ。
気が付くと 光正 と同じ反応をしてる自分がいて、「ヤラレタ!」って思ってしまいます。
木絵 の妄想がかなりアホっぽいのだけど、それだけにイイ意味での脱力感があって、自分にもこんな妄想力があったら、もうちょっと生きやすいのかもなぁって思わされます。
さすがは 森本 梢子先生!
森本ワールドに引き込まれっぱなしです。
わたしのお嫁くん:柴 なつみ
柴 なつみ さんの【わたしのお嫁くん】は、家事ができないズボラOLが家事万能の年下イケメンを嫁に迎える同居ラブコメです。
10巻完結
はやみん に憧れを抱いている 山本くん が、嫁のポジションを利用して生活に入り込むのだけど、はやみん にまったくその気がないのが、かわいそうというか笑えるというか。
あくまでも「はやみん=旦那」で「山本くん=嫁」設定なのが、斬新でオモシロイ。
今は「嫁が女」で「旦那が男」な時代ではないのですよね。
ギャグがしつこかったりクドイと一気に冷めてしまってつまらない作品になってしまうケド、このマンガはテンポが良くて飽きるどころか笑いながら読んでしまいます。
はやみん と 山本くん のボケとツッコミとか、山本三兄弟 のノリとか。
特に言葉選びが逸品で、柴先生 は絶対に頭の良い人!
ロッカーのハナコさん:石井 まゆみ
石井 まゆみさんの【ロッカーのハナコさん】は、お局OLの霊が会社のロッカーに住みつき、後輩OLに時には厳しく時には温かく指導していく様子を描く。
6巻完結
OLたちの頭の中は、どうしたらエリート社員と結婚できるかで頭がいっぱい。
どうすれば恋のライバルに勝てるのか悩む日々。
当時は、「女性が結婚=寿退社」が当たり前でした。
「将来 私が会社をやめた後も、ハナコさん の名はずっと語りつがれてて、誰かがまた ハナコさん に育てられていつか会社を動かしていく。
たとえ会社の記録には残らなくても、こうやって人の記憶には残っていくんですよね」
って みそら のセリフが印象的で、当然のように自分も寿退社する前提で話が進んでいきます。
今の時代だったら、バリバリのキャリアウーマンとして会社に残って、第2のハナコさん を目指す物語になるんだろうね。
恋のライバルに勝つには、外見だけを磨けばいいわけじゃないと、このマンガが教えてくれます。
2002年・2003年に、ともさか りえさん 主演で2回もドラマ化されました。
イタズラなkiss:多田 かおる
多田 かおる さんの【イタズラなKiss】は、今はやりの「ドS男子」「おもしれー女」の原点、ドタバタラブコメです。
23巻未完
作者の 多田 かおる さんは、【イタキス】執筆中の1999年3月11日に、脳内出血により急逝してしまいます。
なので【イタキス】は、未完の作品。
最後まで読めないことを理由に、この作品に手を出さないとしたら、とてももったいないです。
人生の半分は損してます!(力説)
ドタバタラブコメディなので、終始ドタバタしています(笑)
でも、王道ドタバタの中に紛れてる「きゅん♪」がたまらないのです!!(力説)
なにより、このマンガには 入江くん のモノローグがありません。
なので読者は、入江くん の表情・セリフ・行動で、入江くん の心の中を想像しなければなりません。
そんな読み方をしてたらあら不思議。
いつの間にか、入江くん に夢中になってしまっているじゃありませんか。
「入江君なに考えてるのかなぁ」って、琴子(ことこ)に感情移入してしまうのです。
ライアー×ライアー:金田一 蓮十郎
金田一 蓮十郎 さんの【ライアー×ライアー】は、ヒロインと義弟と女子高生(?)の三角関係ラブコメです。
11巻完結
恋愛経験ゼロの地味女子大生・高槻 湊(たかつき みなと)の義弟・高槻 透(たかつき とおる)が恋をしたのは、女子高生に扮した 湊 だった。
設定に無理があるだろ!ってツッコミつつも、テンポの良さでいつの間にやら読み進んじゃう不思議マンガ。
そんな 湊 はデリカシーがなさ過ぎてイマイチ共感ができないのですが、デレた 透 がとにかくカワイイのです。
3巻まではちょっとモヤモヤしながら読んでた私ですが、4巻から面白くなってきます。
テーマは「みんな嘘つき」ってことかな。
南くんの恋人:内田 春菊
内田 春菊 さんの【南くんの恋人】は、平凡な高校生・南くん と、なぜか小さくなってしまった恋人・ちよみ との同棲生活を描いた作品。
1巻完結
「ほのぼのファンタジー」だと思って読むと、良い意味で裏切られる。
読後感が半端ない、ドーンと落ちてしまう漫画。
高校生男子の性欲や ちよみ のトイレ事情や生理現象、お互いの不安や悩みなど、生々しくリアルに描かれていて、ページをめくると同時に不安にさせられる。
自分が小さくなってしまったら、恋人が小さくなってしまったら、今までのように生活していけるのだろうか。
今までとは違うファンタジー漫画を読みたい人にオススメです。
【南くんは恋人】:内田 春菊
内田 春菊 さんの【南くんは恋人】は、【南くんの恋人】のスピンオフ作品。
平凡な高校生・ちよみ と、小さくなってしまった恋人・南くん との同棲生活を描いています。
1巻完結
なるほど、男が小さくなるとこうなるのか。
南くん はプライドが高くて嫉妬深くてワガママ、すぐすねる。
南くん は「男」でいたいのだ。
そして ちよみ も、こんな 南くん にウンザリしている。
これが普通の男女間だったら「南くん と別れてお終い」なんだろうけど、南くん は小さいのだ。
小さい 南くん を見捨てるわけにはいかない。
そんな2人が抱えた問題を、どう切り抜けてどう決断するのか。
これが新しい愛のカタチなのかなぁ。
噓解きレトリック:都戸 利津
都戸 利津 さんの【噓解きレトリック】は、ダメ人間の探偵と、「人のウソが聞こえる能力」を持つ少女の、謎解きが繰り広げられるミステリー漫画。
10巻・完結。
ウソを聞き分ける 鹿乃子(かのこ)と 左右馬(そうま)の観察眼で難事件を解決していく2人は、まさに名コンビ。
探偵モノって謎解きが難しくて読むのについていけなくなることもあるのだけど、【噓解きレトリック】は、簡単でわかりやすく読後感がスッキリです。
また、背景から小道具、衣装まで丁寧に描かれていて、この世界の住民になりたくなってしまいます。
【噓解きレトリック】は、ただのミステリー漫画ではなく、鹿乃子 の成長や 左右馬 との関わり合いなど、ヒューマンドラマとしても見どころがあります。
つづ井さん:つづ井
つづ井 さんの【つづ井さんシリーズ】は、「オタクあるある」について語ったコミックエッセイ
【まるごと 腐女子のつづ井さん】1巻完結
【裸一貫! つづ井さん】全5巻・完結
ドラマ化はコミックエッセイ2種類分です。
どちらの漫画にも共通するのは、「オタクって絶対に毎日が楽しい!!」ってこと。
「アハハ」って声を出して笑ってしまう面白さとは違って、思わずニヤニヤしてしまうジワジワくる面白さで、中毒性があるので要注意です(笑)
【つづ井さん】の登場人物がフィクションなんじゃと思うくらい全員濃すぎて、実在する人たちなんだと思うとホントに凄いです。
腐女子でなくても、オタクじゃなくても、推しがいなくても楽しめる、オタクの入門書です。
【つづ井さん】がドラマ化! 原作を読む順番は?
ウイングマン:桂 正和
桂 正和 さんの【ウイングマン】は、正義の味方に憧れている中学生男子が、異世界都市からやってきた少女と出会い、本物の変身ヒーローになって、独裁者・リメル と戦うバトル作品。
全13巻・完結。
ただのバトルものではない、人間関係の複雑さも織り交ぜながら展開していくので、女性でも楽しめる作品です。
最初は ウイングマン の必殺技などに身体が耐えられずまともに戦えなかった 健太(けんた)が、特訓して武器や必殺技などを使いこなすことが出来るようになっていく過程が面白い。
そして、その過程や理論に対して矛盾点がないのが凄いなぁって思うのです。
あと、ちょいエロな部分があるのですが、戦闘シーンが長くて間延びしてきたなぁってタイミングで、クスッと笑えるちょいエロが挟まるので、不快感もあまりないです。
敵も味方も、登場人物がみんな魅力的で、桂先生 が楽しんで描いているのが、読んでて伝わってきます。
最終話は、何度読んでも泣いてしまいます。
私の町の千葉くんは。:おかもと とかさ
おかもと とかささんの【私の町の千葉くんは。】は、初恋の人とその弟、2人の間で揺れ動く、初恋ラブストーリー。
全9巻・完結
初恋当時の 千葉くん(弟)と、大人になった 千葉くん(兄)、2人同時に目の前に現れたからさぁ大変!
恋愛シミュレーションゲームみたいなマンガです。
ずっと恋焦がれた人のそっくりさんが目の前に現れたら誰だって「きゅん♪」ってなっちゃいませんか?
私はなる自信があります!(きっぱり)
内容的にはドロドロしてるはずなのにアッサリ読めてしまうのは、おかもと とかさ さんだからなのだと思います。
シリアスになりそうなシーンにクスッと笑えるコマが入ってて、肩の力を抜いて読めるのがイイです。
今日のさんぽんた:田岡 りき
田岡 りき さんの【今日のさんぽんた】は、散歩付き添い要員の りえ子 と飼い犬・ポン太 が、ただ散歩するだけの話。
既刊・10巻
登場人物が ポン太 と りえ子 のほぼ2人だけ。
しかもこの2人は意思疎通ができないため、りえ子 のボケ倒しで話が進んでいきます。
りえ子 が ポン太 に語りかけるのを ポン太 の心の声が返事する。
2人の会話が平和で心地よく、ページをめくるたびにフフッて笑えて癒されます。
りえ子 のおバカでカワイイボケに対して、ポン太 の冷静なツッコミがシュールな漫才を読んでるよう。
犬に興味がない人でも面白いと思うし、犬好きな人や犬を飼っている人は、もっと面白く読めると思います。
伝説のお母さん:かねもと
かねもとさんの【伝説のお母さん】は、ファンタジーな世界観ながら、現在の子育て問題を風刺した物語。
1巻完結
その昔、勇者 と共に 魔王 を封印した 伝説の魔法使い は、待機児童を抱えるお母さんになっていた!
現在の子育て問題を、かねもとさん がわかりやすく面白く風刺しています。
RPGが好きな人なら楽しく読み進められると思います。
できれば、男女問わずたくさんの人に読んでもらいたい1冊。
ワンオペ真っ最中の人はツラくて読めないかもしれないけれど。
実写化されたオススメ名作漫画:まとめ
ドラマや映画から観ても、原作漫画から読んでも楽しめる、そんな作品を紹介しました。
漫画と実写化のどちらも楽しむことで、改めて作品の良さを実感することができます。
また新しい漫画を見つけ次第、追加します。
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