今回紹介するのは、さわぐち けいすけ さんの【妻は他人・だから夫婦は面白い】です。
この作品は、ツイッターで話題になった「夫婦の日常を描いたエッセイマンガ」です。
私は さわぐち けいすけ さんのツイッターをフォローしているので、マンガがアップされた時に読んでいました。
- パートナーとの関係に悩んでいる
- 職場の人や知人など、人間関係に悩んでいる
- 他人と上手くコミュニケーションが取れるようになりたい。
という人にオススメの本です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
【妻は他人・だから夫婦は面白い】の感想
- 「改善してほしいこと」は言葉にして伝える
- 妻さん の機嫌が悪いとき
- 結果よりもプロセスが大事
「改善してほしいこと」は言葉にして伝える
さわぐちさん が 妻さん と同棲する時に提案したこと
- 「改善してほしいこと」は言葉にして伝えてほしい。
- 察するのを期待されても徒労に帰すだけだと思う。
これに対する 妻さん の言葉
- 私も察する力は乏しい。
- お互いよく話すように心掛けよう。
言葉にするのって、ホント大事。
「言わなくてもわかるだろう」「それくらい気づけよ」
この思考、ホントダメダメです。
妻さん の機嫌が悪いとき
さわぐちさん が帰宅すると、妻さん の機嫌が悪かったので、さわぐちさん は 妻さん に三つの質問をします。
「落ち込んでいるように見えるけど体調悪い?機嫌悪い?」
「体調はイマイチで機嫌が悪い」
「なるほど、じゃぁ今から夜にかけて一人が良い?そばにいてほしい?」
「一人にしてもらえると助かる」
「では夜9時までカフェで作業してきますが、欲しいものある?」
「ジャイアントコーン」
『こうしてほしいんじゃないか』
と的外れなことを勝手に想像し、余計な事をして相手をイラつかせてしまった経験て、誰にでもあると思います。
けれど、他人が望んでる事なんてわかるわけがないのです。
相手が何を望んでいるのか、わからなければちゃんと聞く。
結果よりもプロセスが大事
さわぐちさん の友人が奥さんの愚痴を聞いたとき、再発防止策をアドバイスしたら、奥さんの機嫌が悪くなった話。
「なんて言ったらよかったと思いますか?」
という質問に対し さわぐちさん は
「大変だったね。嫌なこと重なると余計に疲れるよね」
と答えます。
すると友人は
「建設的な意見を言って再発防止につなげたいじゃないですか!」
と言うのです。
「未来の話をするよりも「奥さんの状況を徹底的に把握して共感に努める」というのを試してみてもいいんじゃないですか?」
私も愚痴を言うときは、ただ聞いてほしくて、別にアドバイスとかいらないし。
って思うのに、友達から愚痴を聞くと、
『なにかうまいこと言わなきゃ!』
と思って、アドバイスしてしまうときがあります。
そうじゃないのですよね。
共感してほしいのですよね。
わかっているのにわかっていませんでした。
【妻は他人・だから夫婦は面白い】:まとめ
【妻は他人・だから夫婦は面白い】を読んで思ったことは、『コミュニケーションって大事だなぁ』です。
そして、さわぐちさん夫婦 のやり取りがホントに面白く、読んでて楽しくなるし、さわぐちさん の考え方で、自分が悩んでたことが少し解消された気がしました。
人間関係に疲れ、癒しが欲しい人は、ぜひ読んでみてください。
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