【PR】当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

【PR】当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

【恐竜の飼いかた】のあらすじと感想:恐竜がペットとして飼われている、ほのぼの日常系シュール漫画

SF・ファンタジー

今回紹介するのは、いしがきのぼるさんの【恐竜の飼いかた】全3巻完結です。

 

恐竜がペットとして飼われている、ほのぼの日常系シュール漫画。

あまりにも日常すぎて、恐竜が実在してるんじゃないかなんて思ってしまう。

 

毎日の疲れを癒したいアナタにオススメの漫画です。

 

 

ネタバレを含みますのでご了承ください。

 

【恐竜の飼いかた】のあらすじ

恐竜が一般的なペットとして飼われている世界。

妹の フキ と2人暮らしをしている漫画家・ねね子 のもとに、久しぶりに帰ってきた父が、腹違いの妹・よりか とペットの恐竜・びわ を連れてきたことから物語は始まる。

 

自分は海外へと出かけるため、預かって欲しいのだという。

一度は反対した ねね子 だが、父に買収された フキ と よりか によって、一緒に暮らすことになる。

 

「野良恐竜」が町中を自由に歩き回っていたり、予防接種に連れて行ったり、犬猫のように当たり前の存在として恐竜がいる。

三姉妹のゆるい日常生活を描いた作品。

 

 

【恐竜の飼いかた】の感想

  • 恐竜カワイイよ
  • 非現実的なのにリアリティがある不思議
  • イイ意味でいろいろ詰め込みすぎ
  • 毎話、オチでクスリと笑わせられてしまう
  • からの最終話

 

恐竜カワイイよ

デフォルメが強い画風なので、とっつきやすい。

びわ をはじめ、登場する恐竜がみんなおとなしくて可愛く、飼ってみたくなる。

恐竜の目が点なのがイイよね。

「がえー」って鳴くのもカワイイよね。

 

それにしても、巨大な野良恐竜がいるのに、街並みが普通なのってシュールだよなぁ。

猫を怖がるくらい優しい恐竜だから、人間と共存できるんだな。

 

非現実的なのになぜかリアリティがある不思議

ペットの恐竜は予防接種を受けなきゃいけないし、首輪に鑑札をつけなきゃいけない。

恐竜の言葉がわかる『リュウリンガル』なんてのも出てくるし、スーパーには恐竜の肉が売られてる。

2巻の9話では、お盆に飾るキュウリ馬とナス牛に、冬瓜の恐竜も一緒に飾る。

 

非現実的なのに、なぜかリアリティがあるのです。

サラッとした日常の中に、さりげなく恐竜を織り込むの上手いなぁ。

ホントにいそうだもんなぁ、恐竜。

 

イイ意味でいろいろ詰め込みすぎ

そんなシュールな世界に、アラサーで結婚詐欺に騙されてしまった ねね子 をはじめ、放浪癖があり浮気性の父、父の愛人の娘・よりか、というなかなか癖の強い人物設定。

 

そして、ねね子 の担当編集者・角藤(かくとう)さん や、アニマルモールのマネージャー・沢木(さわき)さん からアプローチを受け、モンゴルに行った父からはお見合い話が持ち上がる。

 

恐竜がいる世界に癖の強い人たちがいて、恋愛のもつれがあるってどんな漫画なの!?

って思うでしょう。

 

ただの癒し系ほのぼの日常漫画です。

なのにいろいろ詰め込みすぎです(笑)

 

毎話、オチでクスリと笑わせられてしまう

1話完結で構成されていて、それぞれの起承転結がしっかりしててオチが上手い!

毎話、オチでクスリと笑わされてしまう。

 

第5話の ねね子 がトイレに閉じ込められた話。

動物飼ってる人にはあるあるなんだけど、ねね子 の行動に「いやいや、そんなことしないし(笑)」って思わせてからの、角藤さん の「くるった?」にフフッて笑っちゃったり。

 

かと思えば、フキ と 江森(えもり)に考えさせられたり泣かされたり。

単純だけど単純じゃない世界観が、この漫画の魅力だと思うのです。

 

3巻の第19話は、シュールだけど想像したらなかなかグロイ。

ユルイ絵柄でホントに良かったと思わされるお話。

これがリアル絵だったら、臭いまで伝わってきそうで読むのがキツイと思うよ。

 

好きな話は3巻18話。

こんなに恐竜が盛りだくさんなのに、終始ほのぼのしてるのなんなん!?

恐竜が飼育されてる水族館に行ってみたいし、恐竜が住んでる池になぜか遊覧ボートがあるし、競争龍にまたがってやってきた タネヤン、カッコイイし、話の展開も好き。

 

からの最終話

こんだけシュールな世界を描いておいてどうやって終わらすんだ? って思いながら読んでいたので、イイ意味で普通と言うか、「あぁ、これは日常系漫画だったね」って思った最終話でした。

 

最終話の冒頭に驚かされたけどね(イヤな予感が的中しなくて良かった)

そして途中は「えぇ!?そっち!?」って声出た(笑)

これは予想外だったねぇ。

 

 

【恐竜の飼いかた】のあらすじと感想:まとめ

なかなかインパクトのある設定なのにほのぼのしてしまうのは、ユルイ絵柄のせいなんだろうなぁ。

トンデモお父さんなのに許せてしまうのも、いしがき のぼるさん の世界観ならではだよね。

 

2巻11話に

「動物と暮らすのって、結構とんでもないことだよなー」

「恐竜との生活を通して、なんでもない日常の中に価値を見出すことがこのマンガのテーマであって」

って言葉が出てきます。

この言葉がこの漫画の全てだね。

 

毎日の疲れを癒したいアナタにオススメの漫画です。

 

 

【恐竜の飼いかた】のあらすじと感想:関連記事

ドキドキしたりホロリとする、オススメのヒューマンドラマ漫画 13選

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました