【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟は2人もできました】1巻のネタバレ感想

ヒューマンドラマ・日常

今回紹介するのは、 いしだ 絵里 さんの【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】1巻(全6巻・完結)です。

 

親の再婚で義兄弟ができる話は、世の中にたくさんあふれています。

ですが、【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】は、「ラブコメ・恋愛系」よりかは、「ヒューマンドラマ系」なのではないかと思います。

なぜなら、実はかなりシリアスなマンガで、登場人物それぞれが抱えてるテーマが重いからです。

なので、幼少期にトラウマがあって、フラッシュバックしてしまう人は読まない方がイイかもしれません。

 

  • 義姉弟の王道ラブコメが好きで、少し違ったテイストが読みたい人
  • 人の暖かさに触れたい人
  • キラキラ男子が好きな人

そんな人にオススメのマンガです。

 

ネタバレを含みますのでご了承ください。

 

 

 

【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】1巻のあらすじ

幼少期のトラウマが原因で、自分のことを汚いと思うようになった 結(ゆい)は、人と直接触れ合うことができずにいた。

「友達はいない」という 結 には、ストーカーのようにかまってくる 丹羽(にわ)がいるが、結 は塩対応をしている。

そんなある日、父親が再婚することになり、キラキラした弟が2人できました。

義弟の 冬吾(とうご) 紫(ゆかり)は、結 の症状が良くなるよう、少しずつ距離を縮めていくのだが・・・

 

 

 

【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】1巻のネタバレ感想

  • 強迫性障害とは
  • 第1話の違和感
  • 冬吾 の違和感
  • 早くも 紫 が当て馬決定!?
  • 紫 にもトラウマがある?

 

強迫性障害とは

強迫性障害とは

  • 強迫性障害とは、強い「不安」や「こだわり」によって日常生活に支障が出る病気
  • 「強迫観念」と「脅迫行為」の2つの症状がある
  • 治療できる病気です

強迫性障害・心の情報サイトより

 

結 の潔癖症・対人恐怖症は、幼少期に母親から受けたネグレクトが原因の「強迫性障害」です。

自分を汚いと思い込み、自分が触れた物や人にバイ菌が移ってしまう人と関わりを持つことに異常に恐怖心を持っています。

 

私の周りには「強迫性障害」の人がいないので、どういった症状が現れるのか調べてみました。

当たり前のことだけど、作者さんはちゃんと調べてお描きになっているのだなぁと言う印象を受けました。

 

第1話の違和感

1巻を通して読むと、第1話だけ浮いているような気がするのは私だけですか?

  • 結 に再婚の話をするときの、お父さんの軽さ。
  • 結 が家を飛び出したのに、誰も追いかけない

ちょっと考察してみようかな。

 

結 に再婚の話をするときの、お父さんの軽さ

母娘の違和感にすぐに気づき「結・・・」と声をかけ手を差し伸べたり、結 の症状のことを義弟家族に説明してることで、優しく気づかいのできるお父さんなのだとわかります。(第1話)

また、結 に母親のことを、真剣に話します。(第4話)

(それが当事者にとって正しいことなのかは、私にはわからないけれど)

なのにっ!

結 に再婚の話をするときだけ、必要以上に軽いのですよっ!!

これ、どーゆー意図なんでしょうかね?

物語の導入部分だし、お父さんの第一印象を決定づけてしまう、とても大事なシーンだと思うのです。

それなのに、その後の弟家族が同居することになったシーンまでもが軽い。

それはなぜなのか。

結の生い立ちが重いので、読後感を緩和させるため?

って思ったのですが、どうでしょう?

だとしても、軽すぎるっ!って思うのです。

「再婚に対してノリが軽い両親」って、再婚モノにはあるあるの定番ではあります。

でもこの描き方だと、ホントに何も考えてない父親だと、読者に印象付けてしまうんじゃないかなぁ。

(てか、実際に思った)

話を読み進めれば、それが誤解だったのだとわかるのだけど、お父さんが受け入れられなくて離脱する人がいるかもしれないじゃない。

離脱者も想定内なのかもしれないけど。

「再婚」ってただでさえデリケートな部分なのに、強迫性障害を持っている 結 にはダメージがデカすぎよ。

 

結 が家を飛び出したのに、誰も追いかけない

せめてお父さんは追いかけようよ。

お父さんだけは、何があっても絶対に 結 の味方でなくちゃダメなんだよ。

なに呑気に結の生い立ちを語ってんのよ。

そんなの後でもいいじゃんよ。

そんなんじゃホントに読者から見放されるぞ。

お母さんも、紫 が心配なのはわかるけど、家を飛び出した 結 をもっと心配してよ。

紫 も「俺は大丈夫だから、それよりも 結 を追いかけて」って言いなさいよ。

そして 冬吾 よ!

結 の事情を聞くのは、結 を探してからにしなさい。

しかも、倒れた 結 を見つけたのは近所の人で、家族の誰かではないのです。(第2話)

もう、ダメダメ一家じゃないですか。

この再婚、結 にとってメリットが全くないって読者に植え付けてますけど、それでイイんですかね?

このあとから話が面白くなっていくのに、実にもったいないです。

 

冬吾 の違和感

第2話で「結 も同じ すごく大切」「結 が嫌でも オレは 仲良くしたいと 思ってるから」って 冬吾 が 結 に言うんだけど、どうも腑に落ちないんだよね。

結 が家を飛び出した原因は、「紫 を傷つけるのだけはダメ」ってアナタが言ったからでしょ。(第1話)

このセリフによって、「冬吾 にとって、紫 はかけがえのない存在」なんだと、読者に伝えてるのだと思うのだけど、どうにも伝わりにくい。

だって、結 に対して冷たい印象に映るもん。

それなのに「すごく大事だから仲良くしたい」言われても、どの口が言う? ですよ。

その後、「オレは さっき 対処法を間違えた」と言って、結 に謝ります。

この「対処法を間違えた」が、この物語のキーっぽいのだけど、謝るときのセリフか? って思っちゃうのですよね。

んで、丹羽 との会話シーンのときの冬吾 には、優しさが見えないんだよねぇ。

冬吾 の自己満とでもいいますか、「結 を自分の思い通りにしたい」って思ってるように見えるのですよ。

なので、イラ立ってる 丹羽 に私も共感なのですけど、これって作者さんの術中にハマっちゃってるんですかね?

 

冬吾 にもトラウマがあった

結 は 冬吾 に「どうしてそんなに必死で私に近づいてくれるの?」と聞きます。(第4話)

冬吾 が7歳のとき、「人一倍愛情を欲していたと気づかせてくれたのが 紫 だった」と 結 に言います。

そして、「今度は自分が愛情を与える側になりたい」と。

で、そんな 冬吾 ですが、「結 に恋愛感情を持っている」と 紫 に打ち明けられ、幼少期の 冬吾 と 紫 のやり取りを思い出します。(第5話)

ここで 冬吾 にも、紫 に対して何らかのトラウマがあるのだと、読者は知るのです。

知るのですが、読者の私、激オコです!

全てはトラウマのせい。

ここまでの 結 を見ていれば、トラウマが人に与える影響というのが計り知れないモノだということもわかります。

わかるのですが、読者の私、激オコです!

そりゃ、冬吾 にとって 紫 は唯一無二の存在かもしれない。

だけど、人から突き放されるとが 結 のトラウマだって、冬吾 も知ってるでしょうがっっ!!

自分から 結 に近づいたくせにぃ!!

たぶん恐らくだけど、結 は 冬吾 に恋愛感情を持ち始めたぞ!(無自覚だけど)

(そして、冬吾 のどこに好きになる要素があるのかわからんのだけど)

さて、丹羽 がどう出るか見物ですな。

 

早くも 紫 が当て馬決定!?

さて、結 に恋心を抱いた 紫 ですが、そのきっかけは第3話。

冬吾 は「男女問わず愛想を振りまく王子キャラ」なのに対して、紫 は「自然に色気が漏れる無自覚キャラ」

追っかけから逃げるために避難した屋上で、赤面した 結 にエロスを感じて意識しちゃいます(苦笑)

健全な(?)高校生男子の印象を持ちました。

それに引き換え、冬吾 の子供っぽさと言ったら。

唯一、結 に触れる 丹羽 に嫉妬し、「結 のエロい顔を見た」と言う 紫 に嫉妬する。

しまいには、結 にかまって欲しいばっかりに、すれ違いざまに 結 の制服のリボンをほどいて持ち去るって・・・

結 は人との免疫がない分、冬吾 の方が、印象に残っちゃうんだろうね。

でも、紫 とは密室(じゃなくて屋上)で、お互いの匂いを嗅ぎ合った仲よ!?

私だったら 紫 だわ(誰も聞いてない)

女1人に対して男2人て、「女が2人に対して揺れ動く」みたいな話になりがちな気がするんだけど、そうならなそうなのが新鮮かな。

と思いつつ、早くも 紫 の当て馬が決定的で、この先切なくなりそう。

 

紫 にもトラウマがある?

1巻を読む限りでは決定的な話はありませんが、結 に対する感情を 紫 が 冬吾 に打ち明けるきっかけになったリハビリの出来事(第4話)

「昔 よく見た オレが絶対 紫 にさせたくなかった顔」

そして第5話の打ち明けシーンの後の2人のやり取り。

「・・・オレは 紫が好き。変わらず 好きだ」

「なんだそれ 知ってるし 紫も・・・だろ?」

(第5話:冬吾・紫)

このときの「紫も」の上に点が打たれてるんですよね。

なんだか気になりませんか?

そして、幼少期の回想。

ここでは冬吾側から描かれてますが、絶対に紫側からの回想が、今後 描かれますよね。

冬吾側の視点と紫側の視点だと、まったく違って見えるの、漫画ではあるあるじゃないですか?

冬吾 は 紫 に対してやたらと「好き好き」言うのですが、紫 は常に受け身なんだよね。

それに、結 に対しての態度が変わったのは 冬吾 だけで、紫 は依然として変わってないのが気になります。

冬吾 も 紫 も、お互いが負い目を感じてるのかなぁ。

それが 紫 のトラウマだったりする?

 

 

 

【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】1巻のネタバレ感想:まとめ

親の再婚で義兄弟ができる話は、世の中にたくさんあふれています。

ですが、【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】は、「ラブコメ・恋愛系」よりかは、「ヒューマンドラマ系」なのではないかと思います。

なぜなら、結 の「強迫性障害」や、登場人物のトラウマが、物語のキーになっているからです。

この先、結・冬吾・紫 の3人が、どう変わっていくのか気になります。

そして、結 が唯一心を許している 丹羽 の存在も気になります。

 

 

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