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【恋するMOON DOG】のあらすじと感想:犬好きの人は必読!

SF・ファンタジー

今回紹介するのは、山田 南平 さんの【恋するMOON DOG】です。

 

恋人が犬化する人だったとしたら、アナタはその人の愛に答えられますか?

恋人に「犬化する子供を産んでほしい」って言われたら、アナタは「はい」って応えられますか?

 

このマンガを読めば、アナタの迷いは消えるかもせれません。

いや、ひょっとしたら、もっと迷ってしまうかも・・・

 

【恋するMOON DOG】を簡単に説明すると、トリマーであるヒロインが、犬に変身するイケメンと出会い、トラウマを克服しながら恋愛に発展していく物語です。

 

けれど、ただのラブコメではありません。

全愛犬家に、いや、愛犬家じゃない人にも読んでもらいたい作品です。

 

ネタバレを含みますのでご了承ください。

 

 

 

【恋するMOON DOG】のあらすじ

25歳のトリマー・佐々木 律歌(ささき りっか)は、「なぜか大型犬に懐かれる」という特殊能力を持つ。

 

仕事帰りに 律歌 が保護したドーベルマンがイケメンに変身!

しかも全裸!!

 

イケメンは 律歌 を押し倒して「俺とつがいになってほしいいんだ」と迫る。

 

イケメンの名前は 狛山 晃(こまやま あきら)・20歳。

アキラ は人狼の犬版で、満月を見るとドーベルマンに変身する以外は、フツーの日本人。

家を継ぐために「犬化する子供を産んでくれる女性」を探して放浪中。

 

アキラ は、今まで人間として女の人の懐に入って暮らしてきたが、正体を知られるたびに追い出されていた。

 

「犬の俺をスマートに受け入れてくれた 律歌 を好きになった」と言う アキラ。

ヒトの心を懐柔するのはイヌの本能だと思った 律歌 は、

「つがい候補が見つかるまで、ペットとしてならここに置いてあげる」

と提案し、2人は同居することに。

 

 

【恋するMOON DOG】の感想

  • とにかく絵が美しい
  • 犬を飼うということ
  • プロ彼氏の晃が最高!
  • 全てを完璧にこなせなくても大丈夫
  • ワンコたちがカワイイ
  • モブキャラがオモシロイ
  • ほんのりエッチ

 

とにかく絵が美しい

人物は当然ながら、犬も凄く丁寧に美しく描かれているのが印象的です。

特にカラー絵が本当に素晴らしい!!

 

人間の 晃 も、犬の アキラ も、イケメンでカッコいくてカワイイのです。

律歌 も美人で可愛いし、他の登場人物もワンコたちも、とにかく美しい!

 

犬の表情や犬のしぐさ、どれをとってもリアリティがあるにもかかわらず、マンガイラストとしてちゃんと成立してるのが凄い!

 

山田先生 は犬が大好きで、犬のことをたくさん勉強されているのだな。って思いました。

全愛犬家に、いや、愛犬家じゃない人にも読んでもらいたい作品です。

 

犬を飼うということ

簡単に説明すると、トリマーであるヒロインが、犬に変身するイケメンと出会い、トラウマを克服しながら恋愛に発展していく物語なのですが、ただのラブコメではありません。

 

犬の習性や保護犬・多頭飼育崩壊、パピーミル、トリマーさんの仕事、犬と一緒に暮らす知恵など、読んでて凄く勉強になります。

 

こうして書くと小難しい内容なのかと思うかもしれませんが、ラブコメとしてすんなりと物語に馴染んでいるのです。

 

気が付くとホロっと涙している、そんなカンジです。

ただ「カワイイから」と言う理由だけで簡単にペットを飼ってはいけないなと、思い知らされます。

 

3巻のstory12は、トリマーと言う仕事の大変さと重要さがわかるお話。

特に 律歌 と 晃 の会話は、律歌 のトリマーとしてのプロ意識が高いことと学ぼうとする意欲が伝わってきて、トリマーじゃない私でも、背筋が伸びる思いになりました。

 

【DOG SIGNAL】の4巻・17話にも似たようなお話が載ってましたが、コチラではドッグトレーナーがトレーニングを行ってます。

それを考えると、律歌 のスキル高っ!!

 

 

アキラ というチート技を使わず、努力で頑張る 律歌 はホントに偉い!

私だったら アキラ に甘えてしまう。

まぁ、だから アキラ は 律歌 に惚れたんだろうけどね。

 

プロ彼氏の晃が最高!

ドーベルマンの アキラ が、犬の世界では完全に若造扱いされてるのがカワイイ。

特に他の犬たちに「自分を人間だと思い込んでるかわいそうな犬扱い」をされてるところが笑いを誘います。

 

元々は人間なので、人間からは「とても賢い犬」だと思われてるところも、何とも言えずオモシロイです。

 

そんな アキラ ですが、人間・晃 になるとちょっと変わります。

元ヒモでプロ彼氏だっただけあり、世渡り上手というか、とにかく凄く気立てが良いのです。

料理以外の家事はカンペキにこなし、気遣いもできて人当たりも上手。

 

そんなプロ彼氏の 晃 が料理を覚えない理由が

「料理までできたら女のひとの出番がなくなっちゃうから」

「それに他は何でもできるのに、料理はできないって聞くと喜ぶ女のひと多いよ」(by 晃)

 

でも、晃 が料理をしない本当の理由は、5巻のstory20や8巻のstory29、story32で語られてる、犬の特性のせいじゃないかなぁと思うのです。

 

年下美少年ペットと聞いて思い出すのが、小川 彌生さん 【きみはペット】モモ

 

けれどもコチラのペット・モモ は、掃除もできない、料理もできない、買い物もできない役立たず。

なぜなら、癒し専門のペットだからです。

 

 

全てを完璧にこなせなくても大丈夫

人としてもトリマーとしても、努力家で勉強家の 律歌 だけど、お料理があまり得意ではありません。

いつもレトルトやインスタントのお世話になっていて、たまにデリバリーも利用しています。

 

苦手なことを克服することも大事だけど、ムリに完璧にこなさなくてもイイんだと、このマンガが教えてくれているような気がします。

 

そして、7巻のstory28の 律歌 の主張。

晃 のお父さんからの質問にちゃんと自分の考えを話し、その後の 晃 とのやり取りは周りの人の心を動かしてしまうほどの説得力です。

 

真っすぐな 律歌 が、本当にカッコイイです。

んでね、8巻の書き下ろしオマケを読むと、ポロっと涙が・・・(感涙)

 

ワンコたちがカワイイ

  • ゴールデンレトリバーの テツ
  • アキラをライバル視する ボンド
  • スピッツ界の橋本環奈こと イズーちゃん
  • やんちゃ坊主なトイプーの 桃次郎(ももじろう)
  • フレブルの おかか(クロエ)
  • 実家の ムサシ

 

他にももっとたくさんの犬が登場するのですが、犬ってこんな会話をしてるのかと思うと、とてもオモシロイです。

 

似たような話で思い浮かぶのは、きら先生 【まっすぐにいこう。】ですね。

 

雑種犬・マメタロウ と飼い主の 郁(いく)ちゃん、郁ちゃん の彼氏・秋吉(あきよし)くん の三角関係(?)のほんわかラブストーリーです。

 

佐々木 倫子先生 【動物のお医者さん】もちょっと似た感じはするけど、【動物のお医者さん】は動物感が強いかな。

 

モブキャラがオモシロイ

律歌 と 晃 の会話を聞いてるモブキャラの心の声がオモシロイと言うか、読者の声を代弁してるようで、笑ってしまうのです。

 

例えば、2巻のstory5の昼食シーン、story7のファミレス、5巻のコンビニに中華屋さん、6巻story23、7巻story27。

7巻のstory27のモブキャラたちは、優しい世界の住民だよね。

 

ほんのりエッチ

「え!?コレ、エロ漫画じゃないよね!?」って思ってしまうほど、たまにエッチなシーンが描かれています。

 

絵がとてもキレイなので、エッチなシーンも美しいです。

そして、とってもエッチです(笑)

晃 が 律歌 を舐めるシーンとかヤバヤバです。

 

でも、「筆しょうが」は、何度読んでも笑えます(笑)

 

 

【恋するMOON DOG】あらすじと感想:まとめ

【恋するMOON DOG】の魅力や感想は、まだまだ語り足りない!

犬だけじゃなく、人も魅力たっぷりなのです。

 

正義感が強い 咲(さき)ちゃん、優しい 店長、晃 の兄の 朋己(ともき)晃 の妹の 明子(めいこ)ちゃん に、しーちゃん ユキくん

 

でも、一番ビックリしたのが、律歌 の弟・雅斗(まさと)

想像してたのと違ぁーう!!

 

思わず「えっ!?」って声出ちゃったよね。

でも、理由を知って納得なのです。

 

 

恋愛初心者の2人の恋にドキドキ・きゅんきゅんしたい人にオススメです。

逆にモヤモヤする人には向かないかもです。

 

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